香川県の2023年の合計特殊出生率が過去最低となったことが国の統計で分かりました。

合計特殊出生率は1人の女性が生涯に産む子供の推定人数を表したものです。国が6月5日発表した人口動態統計によりますと2023年の合計特殊出生率の全国平均は1.20で、8年連続で過去最低となりました。

香川県の2023年の合計特殊出生率は、1.40で、こちらも過去最低となりました。2022年に比べ0・05ポイント低下しましたが、全国平均を0.2ポイント上回り全国で10番目の水準となっています。また、2023年1年間に生まれた赤ちゃんは5365人で過去最少を更新しています。

今回の結果について香川県は、未婚率の上昇や出産世代の人口減少などを要因に挙げたうえで「局面の打開に向けて少子化対策に引き続き取り組んでいきたい」としています。

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