トラックやバスなどの再生タイヤを製造販売する弘進リトレッドの新しい本社工場が亘理町に完成しました。生産能力は2倍ほどに上がるということです。

6日は、弘進リトレッドや亘理町などの関係者およそ40人が出席し、竣工式が行われました。
1万6500平方メートルの敷地には本社や工場など4棟が建ち、延べ床面積はおよそ6200平方メートル。トラックやバス、フォークリフトなどの再生タイヤを生産します。
弘進リトレッドはこれまで宮城野区にある本社工場で1日160本から170本のタイヤを生産していましたが、新工場では設備を一新し、生産能力は2倍ほど上がることが期待されています。

弘進リトレッド 西井英正社長(弘進ゴム社長)
「(親会社の)弘進ゴムの亘理工場ももともと近くにあったので相乗効果が期待できると思ってこの地に移転した。(弘進ゴムと)同じ場所にグループ会社の工場ができることで、この地域に貢献できることがあるのではないかと思い、私たちも期待しているし責任も大きいなと」

新本社工場は今月10日から稼働する予定で、今後、地元での職員採用も目指していきたいとしています。

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