中小企業に賃上げが広がるか注目される中、大企業との格差が浮き彫りになりました。

日本商工会議所は、中小企業の賃上げ額について、初めて踏み込んだ調査を行いました。

2024年の春闘で、定期昇給やベースアップを含む中小企業の正社員の平均賃上げ率は3.62%で、20人以下の企業では3.34%となり、5%を超える大企業の勢いには届かない結果となりました。

また、賃上げを実施するか、予定している企業のうち「業績は改善していないが賃上げを実施した」企業の割合は約6割(59.1%)となり、経済の好循環が中小企業にも十分広がるかが今後の焦点です。

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