鳥取県内の産地のトップを切って「倉吉すいか」の出荷が5日に始まり、夏の味覚のシーズン到来を告げています。例年以上に甘く仕上がったスイカが、県内外の市場へ出荷されました。
倉吉市の選果場で行われた出発式では、関係者が「乾杯」の代わりに初物の「スイカ」にかぶりつき、シーズンの幕開けを祝いました。
JAによると、4月の交配時期から安定した天候に恵まれ、玉太りは上々で、平均糖度も12度を超えるなど、例年以上の仕上がりだということです。
JA鳥取中央倉吉西瓜生産部会・宮坂真生さん:
真ん中だけじゃなくて、本当に皮際までおいしく食べていただけるスイカとなっていますので、みなさんに食べてもらいたいと思います。
倉吉市の選果場では、設備の一部がリニューアルされ、糖度や大きさ、キズなどをチェックする最新の選別機を導入。より質の高いスイカを出荷できるようになったということです。
倉吉すいかは、関東や関西を中心に出荷され、JAは7月下旬までのシーズン中、14億円の販売を目指しています。
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