2022年の豪雨で被災し、運休が続く米坂線についてJR東日本が単体での運営は難しいとの見解を示したことに対し、新潟県の花角知事は改めてJRによる復旧と運営を求めました。

2022年に県北部を襲った記録的豪雨で被災し、一部区間で運休が続く米坂線を巡りJR東日本は5月29日、沿線自治体との会合の中で復旧後の利用者数の試算を提示した上で「JR単体での運営を前提とした復旧は困難」との見解を示しました。

これを受け、花角知事は5日の会見で「鉄道の機能は大量輸送だけではない」とした上で改めてJRによる復旧を求めました。

【花角知事】
「災害時に代替交通路になる機能もあるしもちろん地方創生の観点もある鉄道にはいろいろな機能・役割があると考えている。基本的にはJRによる鉄道の災害復旧と運営を求めてまいりたい」

また、復旧工事費については鉄道事業者が復旧に踏み込みやすいよう国に引き続き支援を求めていく考えを示しました。

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