5日は「世界環境デー」です。リサイクルが難しいとされる海のプラスチックごみを回収し、水素などを作り出す実証実験が公開されました。
海洋プラスチックごみには塩分が含まれ、紫外線による損傷もひどいため、多くがリサイクルされず焼却処分されています。
実験では、川崎市が船でプラスチックごみを回収し、化学大手「レゾナック」のリサイクル工場に運びます。
家庭から出たプラスチックごみと同様に砕いて形を整えた後、高温で分解して水素などを作ります。
水素は合成繊維などの原料になるほか、近くのホテルで発電用に利用されています。
海洋プラスチックごみは、2050年までに魚の量より多くなるという予測もあります。
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