世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介するMBS「サタデープラス」の『ひたすら試してランキング』。MBS清水麻椰アナウンサーが「チーズケーキ」15種類を食べて徹底調査。ひたすら試してわかった、“サタプラ的おすすめベスト5”を発表した。
世界一のパティシエ「ポイントは食感と、チーズのコク・酸味・余韻」
今回は、スーパー・コンビニ・カフェチェーンで販売されているチーズケーキ15種類を比較。チェックポイントは、①コストパフォーマンス ②香り ③チーズの層 ④もう一つの層 ⑤全体の味 の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。
「香り」と「味」に関する部門の審査には、神奈川に本店がある大人気店「メゾン ジブレー」のパティシエ・江森宏之さんが協力した。2015年、ミラノ万博で開催されたスイーツワールドカップに日本代表のキャプテンとして出場。このときの優勝をはじめ、数々の賞を受賞する“世界一のパティシエ” は、チーズケーキの評価のポイントとしてまず「食感」を挙げた。水分と油分を均一に混ぜ合わせる「乳化」という技術がしっかりしていないと、ザラザラ感やボソボソ感が出てしまうのだそう。さらに味については、チーズのコク・酸味・余韻に注目する。
忖度なしにひたすら「チーズケーキ」を徹底調査。買って失敗しない、おすすめベスト5とは!?
5位は、いい働きをする北海道産純生クリームがチーズ感を引き立てる
第5位は、ミニストップの『窯焼きチーズケーキ』(税込289円 ※番組調べ)。
今年3月に発売されたばかりのチーズケーキは、特にホイップクリームが高評価で、「このホイップ好きです。甘さ控えめで、すごく食べやすい」と清水アナ。江森さんも「生クリームがいい働きをしてますね。生クリームがあるために、チーズ感っていうのがすごく引き立つ」と称賛した。北海道産純生クリームを使用したホイップクリームの甘さと、卵黄カラメルのコクにシンプルなベイクドチーズが合わさることで、バランス良く仕上がっている。
4位は、食感の異なる3つの層が相乗効果を生み出す コンビニスイーツとは思えない贅沢感
第4位は、ローソンの『Uchi café ふわ濃チーズケーキ』(税込254円 ※番組調べ)。
ローソンの新商品は、その名の通りふわふわクリームとチーズの濃厚さを堪能できる一品。酸味のあるサワークリームと濃厚なクリームチーズという2つのチーズの層で構成されている。そこにザクザクのクランチとマダガスカル産のバニラシードの香りが加わって、コンビニスイーツとは思えない贅沢感を実現した。江森さんは、食感の異なる3つの層が口どけに時間差を生むことを絶賛。清水アナも「相乗効果でおいしくなってます。これは試してみる価値ありですね」とおすすめした。
3位は、まるで空気のような口どけ 世界一のパティシエもうなるフワフワ系の極み
第3位は、シャトレーゼの『ダブルチーズケーキ』(税込345円 ※番組調べ)。
爽やかなレアチーズと柔らかいスフレチーズは、まるで空気のような口どけ。味の異なる2種類のフランス産クリームチーズを使用することで、程よい酸味とクリーミーさが味わえる。チーズの部分だけを分けて食べ、味や食感を比較した「チーズの層」部門では1位となった。江森さんは、「これはフワフワ系の極み。悔しいですけど、こんなおいしいのを出したら街のお菓子屋さんが危ないですね」とうなった。
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