キャベツの価格は依然、高い水準で推移しています。
農林水産省が発表した先週の平均小売価格によりますと平年に比べキャベツが64%、ニンジンは36%、ネギは24%それぞれ高くなっていますが、キャベツは先週よりも15%値下がりし、レタスも8%、キュウリ4%、ニンジン4%、タマネギも2%下がりました。
キャベツやニンジンは、天候不良の影響で出荷量が減少し高値が続いていましたが、産地の切り替わりに伴い出荷量も増え始めていて、価格の上昇は収まりつつあるということです。
農水省は「全体として価格が落ち着いてきている品目が多くなっている」としています。
一方で、「産地の切り替わりを迎えていない品目は天候不良による影響を引きずり引き続き高値傾向が続く見込み」と説明しています。
調査結果は以下の通り。(価格→前週比→平年比)
キャベツ (326円 85% 164%)
ねぎ (844円 103% 124%)
レタス (468円 92% 119%)
ジャガイモ(501円 106% 105%)
たまねぎ (342円 98% 109%)
きゅうり (631円 96% 123%)
トマト (777円 100% 120%)
にんじん (563円 96% 142%)
※各都道府県10店舗(全国470店舗)について訪問調査
※価格は特売価格等を含まない消費税込み価格で全調査店舗の単純平均
※平年比とは2019~2023度の食品価格動向調査業務による当該月の調査価格の5カ年平均価格との比較
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