花粉発生量を30年後に半減させるため、取り組みを加速化します。
政府は、森林・林業の動向や課題についてまとめた、2023年度の「森林・林業白書」を閣議決定しました。
今回の白書では、社会問題となっている「花粉症」について取り上げ、花粉症の原因となるスギの人工林の伐採や、花粉が少ない品種への植え替えの取り組みの加速化を強調しています。
政府は2023年4月、花粉症に関する関係閣僚会議を設置していて、スギ人工林の面積を10年後に2割程度減らし、30年後に花粉の発生量を半減させる目標を掲げています。
白書にはこのほか、森林環境譲与税を活用した取り組みの拡大や、能登半島地震での山地災害への対応などを盛り込みました。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
