日本企業のブランド戦略やSDGsの取り組みを学ぼうと、台湾の中小企業の経営者らが岩手県内の企業を視察しています。
6月3日は矢巾町の企業を訪れ業務の効率化などを学びました。

視察には台湾の中小企業の経営者で組織する「WAVE TAIWAN」から約20人が訪れました。

視察は希望郷いわて文化大使でビジネス書作家の村尾隆介さんが企画したもので、初日の3日は、空調設備などを扱う矢巾町の会社「信幸プロテック」を訪問しました。

2018年に県の「働き方改革アワード」を受賞している信幸プロテックは、非効率な業務を洗い出す「仕事の棚卸し」をしています。

信幸プロテック 村松守社長
「仕事をする環境を整えていかないと長く働けない」

村松守社長はこの取り組みを行った結果、事務作業や施工の手順がスムーズになり、業務の効率化につながったと事例を説明していました。

希望郷いわて文化大使 村尾隆介さん
「今回は岩手の中小企業・優良企業からいろんなヒントを学ぼうと企画した」

台湾の経営者
「台湾に戻ったら従業員の教育にすぐに取り組まなければと感じた」

また、信幸プロテックでは自社で製作した社内報を顧客にも送付して会社のブランド戦略に取り組んでいる事例を紹介していました。

視察は5日までで県内5つの企業などを訪問する予定です。

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