6月は採用に向けた動きが本格化する時期。2025年春に高校を卒業する生徒を対象にした求人票の受け付けが始まった。
秋田市のハローワーク秋田では3日、午前10時から始まる受け付けに合わせて、会社の採用担当者が求人票を提出していた。
秋田労働局によると、2025年3月に高校を卒業する生徒のうち、秋田県内での就職を希望している人の割合は74.6%と、新型コロナウイルスの感染拡大を機に地元志向の高まりが見られている。
また県内に就職した人の割合は依然高い水準にあるものの、コロナ禍と比較すると徐々に下がってきている。
太平ビルサービス秋田支店・布施幸男支店長:
「6月1日が解禁だが、いち早く情報を高校生に届けたいと思い、きょう一番に来た」
ハローワーク秋田・日景寿 雇用開発部長:
「卒業者数が減っているのでどうしても就職率は高い水準にあるが、毎年、就職者数自体は減っているのが事実。福利厚生を含めて、労働状況が改善される形で新卒者の求人を検討してほしい」
求人票は7月1日から公開され、9月16日から選考が始まる。
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