TSKとJALがコラボレーションしてお伝えしているニュース企画。今回は、スリランカに魅せられた人をピックアップ。客室乗務員でJALふるさと応援隊の三好亜実さんが、大好きなスリランカカレーとイラストを通じて山陰を盛り上げようと取り組んでいる人を紹介します。

今回訪れたのは、島根県松江市にあるカレー専門店「印度亜」です。

JALふるさと応援隊三好亜実さん:
すごくいい香りがしますね。スパイスの香りがしてきます。お店の雰囲気も異国感があって非日常的です。

スリランカカレーショップ「印度亜」・高橋ちかえさん:
スリランカの雑貨とか、サリーの布とかを貼っています。

「印度亜」は2002年にオープン。スリランカのカレーを提供しています。

印度亜おすすめの「セイロン定食」は、メインのチキンのほかレンズ豆、オクラと3種類のカレーが楽しめます。

JALふるさと応援隊・三好亜実さん:
とてもおいしいです、鼻からハーブの香りがすごく抜けて、様々なスパイスが複雑に絡まっている感じがします。

スリランカカレーには、カレーリーフやパンダンリーフといったハーブ、さらに乾燥させたカツオが使われています。また油をあまり使わないため、ルーはサラッとしています。

スリランカカレーショップ「印度亜」高橋ちかえさん:
本日使っているお米は、鳥取県で開発されてる「大山プリンセスかおり米」というカレー専用米です。

総務省の家計調査で、鳥取市はカレールーの購入額が全国トップクラス。カレー大好きな県民性を持つ鳥取県で10年がかりで開発されたのが、カレーライス専用の米「大山のプリンセスかおり」です。インドの高級香り米「バスマティー」と「こしひかり」の特徴を受け継いだパラパラ、もちもちの食感でポップコーンのような香りがひろがる米です。高橋さんは、生産者の汐田さんと一緒にイベントなどを通じて、この米を県内外にPRしています。

CURRYRICEnoーカレーライスのー・汐田英徳さん:
これを機会に作る人が増えてきたり、食べてもらえる人が増えたり、料理する人が増えたらいいなと思っている。

6月に6年ぶりにインド・スパイス料理研究家の第一人者を招いてイベントを開く予定で、多くの人にこの米を知ってもらいたいといいます。

スリランカカレーショップ「印度亜」高橋ちかえさん:
実は私、イラストレーターとしても活動していているんです。

高橋さんは、2018年からイラストレーターとしても活動しています。

JALふるさと応援隊・三好亜実さん:
カレー店で働きながらイラストレーターもされているんですか?

「印度亜」高橋ちかえさん:
もともと小さなころから絵を描くのが好きで、いつか絵を描く仕事に就きたいなと思いながら、あわせてスリランカという国もカレーも好きなので、それでカレー店に勤めながら絵も描いています。

小さなころからの夢を叶えた高橋さん、画材を持ち外に出てスケッチすることも。

JALふるさと応援隊・三好亜実さん:
すごく素敵な絵ですね。

高橋ちかえさん:
絵を描くだけじゃなくて、絵を使ったグッズを作ってそれをお店で販売したりして、(売り上げの)全額を寄付というか道具を買ったりなどそれに充てています。

中学生の時にバレーボールを始めた高橋さん。縁あって10年ほど前から、寄付で集めたバレーボールをスリランカに届けたりするなど、海外への支援や寄付活動も行っています。

JALふるさと応援隊・三好亜実さん:
カレー店にイラストレーター、さらには海外の支援まで様々な活動をされていますが、その原動力はなんですか。

スリランカカレーショップ「印度亜」高橋ちかえさん:
スリランカを多くの人に知ってもらいたいというのもあるし、自分自身の好奇心で動いているところもある。人に何かを与えられる仕事かなといつも思っているので、それを形にしてみんなに届けて、みんなに元気になってもらえたらなと思って活動している。

大好きなカレーとイラストで、スリランカを支援しながら山陰の魅力を多くの人に届けます。

JALふるさと応援隊・三好亜実さん:
私も元気をもらいました。こちらが高橋さんのイラストです。松江城やシジミなど、松江の名物や山陰の魅力が描かれています。JALの飛行機も描いていただきました。大好きなスリランカ・カレー・イラストを通じて、山陰の素晴らしさを発信している姿が心に残りました。

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