「チリンチリン」。夏の暑さに一時の涼を演出する澄んだ音色。愛媛県の焼き物の里・砥部町では夏本番を前に風鈴づくりがピークを迎えています。

鈴木瑠梨キャスター:
「この心地よい音、聴いているだけで涼やかな気分になります。この風鈴を制作している窯元さんにお邪魔してきます」

砥部町の窯元「千山窯」では5月31日も職人が絵付けの真っ只中。直径9センチの素焼きに手作業で描いているのは「唐草」や「小雪」などの絵柄です。

絵付け職人・三好教代さん:
「もう夏か…嫌やなって、暑いから。でもその分この涼しい音を聞いて気持ちよくなってもらえたらいい。季節のものなので。描いていて楽しいです」

砥部焼の風鈴は、形や柄だけでなく音色も一つ一つ異なり、違いが楽しめるのも魅力といいます。

三好教代さん:
「手作りならではの音や見た目があると思うので、それを感じ取ってもらえたらうれしい」

千山窯の風鈴づくりは6月末まで続き約200個の制作を予定。さわやかな音色で涼を届けます。

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