愛媛県松山市のコンピュータシステム開発業者が、自己破産申請の準備に入ったことが5月31日に分かりました。負債は推定で約7000万円と見られます。

自己破産申請の準備に入ったのは、松山市北立花町にある「サイバースペース」です。

帝国データバンク松山支店によりますと、サイバースペースは2002年に創業したコンピュータシステムの開発業者。大手同業者の下請けとして各種の基幹業務システムの開発や人材派遣を請け負っていたほか、自社で開発したバイク小売店向けの顧客管理システムのパッケージソフトを販売し、ピークの2022年12月期の売上げは1億7000万円に達しました。

しかし2023年12月期に入り景況感の悪化から受注が低迷し、増やし続けた従業員の人件費が重荷になり収益性が悪化。去年10月には従業員全員を解雇し再建を図りましたが改善に至らず、5月31日までに事業を停止し自己破産申請の準備に入ったということです。

負債は推定で約7000万円と見られています。(変わっている可能性あり)

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