福岡市は認知症の人にも優しいデザインを導入し、福岡市地下鉄・七隈線の橋本駅の駅前スペースをリニューアルしました。

橋本駅の駅前広場では、去年8月から再整備の工事が実施され、5月31日、福岡市の担当者が認知症の人や地域の高齢者にリニューアルを終えた広場を案内しました。

歩道は、認知症の人でも区別しやすいように、黒い車道との違いをはっきりさせ、駅舎内の床と同じ系統の明るいベージュ色にしました。

また、バス停の柱は認知症の人が誤ってぶつからないように、周囲との見分けがつきやすい黒色にしていて、表示板は文字だけでなく大きな記号も追加されました。

◆参加した認知症の人
「(バス停で)何番がどこ行きか、すごくわかりやすい」

福岡市によりますと、市内には認知症の患者が約3万9000人いるということで、今後も認知症の人も利用しやすいデザインを様々なところに導入していく方針です。

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