岩手県洋野町の養豚場で豚熱が確認された問題で、県は5月29日までに、全体の16%の殺処分が完了したと発表しました。
県によりますと、5月27日に洋野町の養豚場から「衰弱したブタが多い」と県に連絡があり、28日に国の検査機関で検査した結果、豚熱と判定されました。
県は防疫措置として、5月28日夜からこの養豚場で飼育されている約1万7500頭を対象に殺処分を開始しました。
29日午後7時時点で全体の約16%にあたる2792頭の殺処分を終えたということです。
埋却作業については、県建設業協会などの協力で養豚場敷地内の掘削を進めています。
また、日本政策金融公庫は5月29日、豚熱の発生で出荷などに影響を受ける農林水産漁業者や中小企業などを対象にした相談窓口を設置しました。
問い合わせは、養豚農家などの農林水産事業者は019-653-5121、それ以外は019-623-6125、またはナビダイヤルの0570-004730へ。
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