県内の自治体や商工会議所などでつくる「長崎新幹線・鉄道利用促進協議会」の総会が27日に開かれました。
九州新幹線・西九州ルートの全線フル規格での整備に向けた決議を採択しました。
大石知事
「フル規格で全国につなげていくことが長崎県にとって重要。また西九州地域にとっても九州全体にとっても日本の経済浮揚にとっても重要だと思っているので」
長崎市内で開かれた総会は「県空港活性化推進協議会」や「長崎上海航路利用促進協議会」との合同開催でした。
県内選出の国会議員や県議会議員、県や市、企業の関係者など計300人が出席しました。
大石知事は5月13日、佐賀県の山口知事やJR九州の古宮社長との意見交換に触れ、国を含めた「4者協議」の必要性を強調しました。
大石知事
「国による事業ですので、しっかりと予算の問題など様々な課題がある中で、そういったものを解決するには3者だけでは解決することはできないので」
佐賀県の山口知事は現段階での「4者協議」に否定的な考えを示していて、佐賀県側から新たな協議の提案などはないということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。