24日の終値と比べ120円高と底堅くスタートした27日の日経平均株価。伸び悩む場面もありましたが、午後には再び上昇し、終値は253円高い3万8900円でした。

 主な企業の決算発表が終わり、手掛かりが少ない中、反発の要因となったのは…。

大和証券 日米株チーフストラテジスト
坪井裕豪氏
「アメリカのマーケットはソフトランディングに向かいそうだという期待が強まったことを受けまして、日本でも景気敏感株、海運株、それから自動車株、金利も上昇していましたので、銀行株にも買いが波及していた展開かなと思います」

 今後のポイントは、今週発表される国内の経済指標だといいます。

坪井氏
「(今週金曜日発表の)鉱工業生産指数であるとか、4月以降の統計が出てくるという状況です。こういったもので、少し改善が見られると、マーケットに投資家の信頼感が上昇してくる」

(「グッド!モーニング」2024年5月28日放送分より)

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