愛媛の陸の玄関で、今年の秋に高架へ切り替わり新しい駅舎が誕生するJR松山駅。松山市では24日、事業の早期完成を目指す期成同盟会の総会が開かれ、工事の進行状況や周辺のまちづくりの状況が示されました。

期成同盟会の総会には松山市の野志市長や中村知事のほか、JR四国の西牧社長や国の担当者らが参加。JR松山駅付近の線路を高架に切り替える連続立体交差事業は、高架本体はすでに完成し、新しい駅舎とホームの工事などが大詰めを迎えている現状が説明されました。

このあと周辺のまちづくりを担う市の担当者が、市が取得する予定の駅南側の車両基地の跡の活用策について、検討している状況を明らかにしました。

市によりますと2000席規模の劇場型ホールの整備を想定し、民間事業者から企画の提案を公募したところ、共同事業体2者から応募があったということです。

6月下旬には決定した事業者を公表する予定で、有識者による検討会を開きながら整備する施設の基本計画を今年度中に策定するとしています。

JR松山駅は今年秋に高架に切り替わり、新しい駅舎が誕生する予定です。

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