補助金がなくなる影響で、東京電力の6月使用分の電気料金は400円ほど値上がりする見通し。

東京電力によると、6月使用分の電気料金は、使用量が標準的な家庭で前の月から392円値上がりし、8930円となる見通し。

政府が負担軽減策として支給していた補助金がなくなるためだが、石炭やLNG(液化天然ガス)などの燃料の輸入価格が下落しているため、補助金の終了にともなう値上がり幅は縮小されたとしている。

今後の電気料金について、経済産業省は「当面、過去最高を上回ることは見込んでいない」としている。

6月の使用分から電気代がどのくらい上がるのか。
まずは、ここ3年の推移を見ていく。

2021年からウクライナ情勢などもあって一気に上がり、2023年の1月、補助金制度が始まって下がった。

6月から補助金制度が終わってしまうということで、5月と比べて約392円ほど電気代が上がってしまう見通しになっている。

また、同時にガス代の補助金も終了する。

東京では、2023年の同じ月と比べて、600円ほどは前の年に比べてひと月での光熱費が上がってしまうと見通しが出ている。

2024年の夏は、2023年を上回る記録的な猛暑になるともいわれている。

値上がりで節約したり、省エネしたりする人もいると思うが、エアコンなどは我慢せずに適切に使用してほしい。

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