大手生命保険各社の2023年度通期の決算は、新型コロナ関連の支払いが減少したため、全社とも大幅な増益となりました。
各社の発表によりますと、本業のもうけを示す営業利益にあたる基礎利益は、日本生命が7640億円(前期比+61.5%)、第一生命ホールディングスが5251億円(前期比+44.5%)、明治安田生命が5610億円(前期比+39.6%)、住友生命が3056億円(前期比+16.9%)でした。
去年の新型コロナの5類移行によって支払いが大幅に減少し、利益を押し上げました。
また、日本生命は円建てや外貨建ての貯蓄性保険商品の販売が好調で、売上にあたる年間保険料等収入が8兆5983億円(前期比+34.9%)で過去最高でした。
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