県は8月にかけてカメムシが大量発生するおそれがあるとして注意報を発表し、農作物への対策を呼びかけています。

長崎県病害虫防除所は、チャバネアオカメムシが平年よりやや多く確認されたことから、5月2日「カメムシ注意報」を発表しました。

2023年、カメムシのエサとなるヒノキやスギの実が多く実り、産卵する量が増えたことが主な要因としています。

カメムシはナシやビワなどの果汁をエサとしていて、果汁を吸われるといびつな形になったり傷んだりします。

病害虫防除所は、8月上旬ごろまでカメムシが多くなると予想していて、農業関係者に早期発見に努めるとともに、農業用ハウスへの侵入や果物への付着を防ぐ対策をとるよう呼び掛けています。

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