観光分野での各国の競争力などを調査するランキングで日本は3位になりました。

 ジュネーブに本部を置く国際機関「世界経済フォーラム」は119の国・地域を対象に観光分野の競争力や持続可能性などを評価し、「旅行・観光開発指数レポート」として公表しています。

 今年のランキングでは1位のアメリカ、2位のスペインに続き、日本は3位でした。

 調査項目で見ると、日本は世界遺産の数などで評価する「文化資源」で2位だったほか、自然環境の保全などについての「自然資源」で高く評価されました。

 一方で、観光地のオーバーツーリズムの状況などを評価する「旅行と観光の需要と持続可能性」では低い指数でした。

 世界経済フォーラムは新型コロナ前の2019年版と比較すると指数自体は、ほぼ横ばいだったとしています。

 この他の順位は4位がフランス、5位がオーストラリアでした。

 日本以外にアジアでトップ10に入ったのは8位の中国でした。

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