5月21日午前、岡山県笠岡市沖にある梶子島付近の海域で、農林水産省が所有する漁業取締船が座礁しました。乗組員14人は救助され、無事でした。

21日午前9時45分頃、岡山県笠岡市沖にある梶子島北側の海域で水産庁の漁業取締船「白鷺」の船員から浸水があるとの118番通報がありました。

水島海上保安部によりますと「白鷺」は取り締まり活動のため広島県の尾道港から兵庫県淡路島の洲本港に向けて航行中に乗り揚げたということです。乗組員14人は救助され無事でした。

船は現在、水深約19メートルの地点で前方部分が海面から出たまま着底しています。また、船周辺には油が浮いているということで、巡視艇が放水するなどして拡散作業に当たっています。

当時の天候は晴れで、風や波は穏やかだったということで、海上保安部は乗組員に話を聞くなどして事故の原因を調べています。

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