愛媛県今治市の鈍川温泉で、愛媛出身の大森研一監督がメガホンを取る映画の撮影が20日からスタートしました。舞台は廃墟となった閉鎖中のホテル。ミステリー映画で鈍川温泉のPRを目指します。

今治市玉川町の鈍川温泉でスタートした映画の撮影。舞台は建て替えリニューアルのため、おととしの夏に閉鎖した鈍川温泉ホテルです。メガホンを取るのは砥部町出身の映画監督・大森研一さん。ホテルの解体が始まる6月を前に、廃墟の建物を映画のセットとして活用しました。

主演は愛媛で結成されたガールズバンド「きみとバンド」の大野真依さんと清原梨央さんの2人が務めます。

内木敦也キャスター:
「ホテルの下のところに来たんですがかなり薄暗く、そしてセットではありません。廃墟ですからかなりリアルで雰囲気があります」

映画のタイトルは「ゴーストスポッターズ~夢湯~」。物語は、廃墟となったホテルでYouTuberの男性が行方不明になり、その弟と仲間たちが潜入して探すものの、そこに広がるのは摩訶不思議な世界。まさにミステリー仕立です。


出演者からは「うわっ!」「びっくりしたよ。急に大きな声出すなって」「たかしさーん!いますかー」「びっくりした」などの緊迫したセリフ。廃墟のホテルでは使われなくなった家具などが散乱。少し不気味な空間で俳優らのリアルな演技が繰り広げられました。

清原梨央さん:
「(Q廃墟での撮影は)私は怖いのがちょっと苦手なので、実際の場所で撮影するって聞いてすごくドキドキしてて。張ってわくわくするように演じています」

大野真依さん:
「本当に霊がいるように頑張って演じようと思う。そういう空気感とかストーリー的にも見やすいと思うので、気軽にみなさんに楽しんでいただけたら」

大森研一監督:
「コロナとか客足とか色々厳しい部分があったと思うんですけど、また全体が盛り上がるだけの要素が鈍川温泉すごくありますので、県内の人だけでなく、県外の人もたくさん訪れてほしいという思いです」

撮影は21日まで。完成した映画は、県内や東京の劇場での公開やネットでの配信も予定しているということです。

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