福岡市が進めている家庭用の食用油のリサイクル事業。

食用油がトラックの燃料に再生されるこの取り組みですが、18日から商業施設でも食用油の回収が始まることになりました。

福岡市東区のイオンモール香椎浜の入口付近に新たに設置されたのが、家庭で使用した食用油の回収ボックスです。

福岡市では、2018年度から食用油の回収を行っていますが、商業施設に回収ボックスが設置されるのは初めてとなります。

Q.油はペットボトルに入れて捨てる?
◆イオン九州 手島佳奈さん
「使用済みのペットボトルに油を入れて、キャップをしっかり閉めてお持ちいただけたらと思います」

Q.これだけでいいんですか?
「ボックスに入れていただくだけで大丈夫です」

回収した油はバイオディーゼル燃料に再生され、軽油の代替燃料としてトラックなどで使用。

軽油に比べ、二酸化炭素の削減につながるとされています。

◆福岡市 ごみ減量推進課 江頭英恵 課長
「身近で利便性の高いスーパーで食用油の回収を始めるということで、食用油がごみではなくリサイクルできる資源と知っていただきたくて、油の回収と資源化の量を増やしていきたいと考えています」

回収ボックスは、福岡市内のイオン4店舗に設置され、18日から利用することができるということです。

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