世紀の天体ショーに、全米熱狂です。

■光のリングに熱狂!絶景天体ショー

 暗闇のなかで響き渡る歓声。わずかに残った光のふちが完全に消えた瞬間、現れた“光のリング”。

 アメリカで皆既日食が見られたのは、およそ7年ぶり。次は20年後ということで、多くの人たちが空を見上げました。

 太陽が月に隠されたことで、各地に訪れた“ひと時の夜”。

 ナイアガラの滝に現れたのは、赤いレインコートと黄色い衣装を身にまとったコスプレ集団。

 この日行われたのは、太陽のコスプレをして集まるというギネス記録へのチャレンジ。これまでの記録は4年前に中国で達成された287人。果たして今回は…。

ギネス世界記録 公式審査員
「ここにいるのは…309人です!」

 見事、ギネス記録を達成しました。

■あちこちで“プロポーズラッシュ”

 そして特別な日とあって、愛を誓うカップルも続出です。

リポーター
「太陽が隠れてしまいました。皆さん見て下さい。こんなことが起きています」

男性
「I LOVE YOU…結婚して下さい!」
女性
「YES!」

 日食のなか、空を飛ぶ飛行機でも…。

 一方、こちらはサプライズがバレバレなカップル。

トリニティさん
「何かサプライズがあるのかなって気がするの。とても楽しみです」

 そうしたなか、始まった皆既日食。プロポーズの瞬間をおさえようとしていたカメラですが、ここでハプニングが発生。

モイゼスさん
「トリニティ」
トリニティさん
「何?」
モイゼスさん
「太陽と月が結合するこの瞬間に…」

 プロポーズの瞬間を抑えようとしたカメラですが、2人を見失ってしまいました。

 そして…。

モイゼスさん
「結婚してくれますか」
トリニティさん
「Yes!Yes!Yes!」

 暗闇のなか、2人の愛の言葉だけが聞こえてきます。

トリニティさん
「とっても愛してるわ」
モイゼスさん
「僕も愛してる」

 何はともあれ、プロポーズは無事成功したみたいです。

 この日、皆既日食を見るためにナイアガラの滝を訪れたのはおよそ2000人。あちこちでプロポーズの瞬間が目撃されたということです。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2024

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