11月のアメリカ大統領選に向け、バイデン大統領はトランプ前大統領との討論会を2回行う考えを表明しました。

アメリカ バイデン大統領
「ドナルド・トランプは2020年に私に2回、討論会で敗れた。それ以来、彼は討論会に姿を見せなかったが、いま、彼はまた私と討論したいように振る舞っている。楽しませてくれ、相棒。2回やってもいいぞ。日程を決めよう。水曜日が空いてるそうだな」

バイデン大統領は選挙陣営を通じてビデオ映像を公開し、トランプ前大統領との討論会を2回行う意向を示しました。

ニューヨークでのトランプ氏の「不倫口止め疑惑」をめぐる事件の裁判が毎週水曜日は行われないことをあてこすり、水曜日の開催を提案しています。

トランプ氏は共和党の候補者指名を確実にした3月に、バイデン氏に対して討論会の開催を求めていました。

アメリカメディアによりますと、バイデン氏の選挙陣営は6月と9月に1回ずつ討論会を開催したい考えで、これまでの大統領選挙で超党派の委員会が主催してきた討論会には参加しない意向だということです。

超党派の委員会は、すでに9月から10月の間に3回の討論会を行うとして日程を公表していました。

トランプ前大統領はSNSに「いんちきジョーが提案した6月と9月に討論する準備ができている」と投稿。

「私は2回よりもっと多く、討論会を開くことを強く勧める」としたうえで、大規模な会場で聴衆の前での討論会を開くことを提案しています。

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