2年前、ベトナムにあるホテルのプールで当時10歳の日本人の男の子が溺れ死亡した事案について、現地当局はホテルの安全管理に問題があった疑いもあるとみて再び捜査を始めました。
2022年、ベトナムのリゾートホテルを訪れていた塙幸士くん(当時10)がプールで溺れて死亡しました。
現地当局は去年7月、事件性はないとして捜査を打ち切りましたが、遺族は、幸士くんはプール内の排水口に吸い込まれて溺死したと主張し、再捜査を求めていました。
要望を受けた現地当局が今年3月に改めて現場検証を行ったところ、同じ背丈の子どもが排水口に近付くと吸い込まれてしまい、自力で脱出できないとみられることが新たに分かったということです。
幸士くんの父親 塙義一さん
「子どもに対して何の結果も残してあげられないというのが親として非常に辛くて、毎日それが悔しくて。少しでもこういった事故が起こらない、再発防止も兼ねて何かに役立てば」
現地当局はホテル側に安全管理上の問題がなかったかなど捜査を進めています。
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