イギリスのチャールズ国王が即位してから初めてとなる公式肖像画がお披露目されました。赤色を基調としたデザインに国王自身も驚いたということです。
赤色の軍服を着たチャールズ国王の肖像画は、顔の部分以外が赤色の背景に包まれるように描かれていて、国王の顔が目立つデザインとなっています。
国王の右肩の近くに描かれた蝶はチャールズ国王がアイディアを出したということです。
作者のジョナサン・ヨー氏は「蝶は芸術の歴史において生まれ変わりの象徴で、国王に即位したばかりのチャールズ国王にふさわしく、国王が環境問題に力を入れていることも表現していている」と話しています。
イギリス王室によりますと、制作途中の肖像画を見た国王は「最初、強いカラーに少し驚いていたが、それ以外は満足そうにほほ笑んでいた」ということです。
チャールズ国王の公式肖像画が披露されたのは即位後初めてで、今後ロンドン市内のギャラリーなどで公開される予定です。
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