銀行詐欺などの罪で起訴された大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告が、罪状認否に臨むため先ほど、出廷しました。裁判所で水原被告の様子を確認した小松記者から報告です。
(小松靖アナウンサー報告)
今回は日米全てのメディアの入廷が許されず、別室からの傍聴となりました。裁判所からは安全上の理由により、警備部門が決定したと説明がありました。
映像がなく音声のみの傍聴でしたが、水原被告の受け答えは極めて形式的で、その声から感情や心理状態を読み取ることは困難な短く、淡々とした調子で答えていました。
退廷直後の様子を見ようと法廷前で待ち構えていたところ、出てきた水原被告と目が合いました。その瞬間、被告は目をそらし、メディアが視界に入らないようにするかのごとく、前方一点を見据え、そこから視点を動かすことはありませんでした。
その後、エレベーターに同乗することができましたが、水原被告は表情一つ変えず微動だにしない人形のようで、我々が知っているあの一平さんとはまるで別人でした。
次回は6月14日で、裁判官、連邦検察、水原被告側三者による面会が行われ、ここが本来的な罪状認否の場となる見込みです。
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