中国外務省は14日、ロシアのプーチン大統領が16～17日に訪中すると発表した。プーチン氏にとって、通算5期目の大統領任期に入って初の外遊となる。習近平国家主席や李強首相と会談予定で、中露関係の親密さを内外にアピールする狙いがあるとみられる。ウクライナや中東の情勢などについても意見を交わす見通しだ。
習氏との首脳会談は、2023年10月に北京での国際会議に合わせてプーチン氏が訪中して以来となる。
タス通信によると、プーチン氏は今回、北京と東北部・黒竜江省ハルビンを訪問予定。ハルビンでは中露博覧会の開会式などに出席し、地元大学生らとも懇談するとしている。【北京・岡崎英遠】
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