パナソニックは北京で開かれた「戦略発表会」で、高齢化が進む日本で培った技術を生かして健康に配慮した住宅関連事業に力を入れていく方針を示しました。
パナソニックは9日、戦略発表会のなかで、健康に配慮した住宅関連事業の専任となる新部署を設立したと発表しました。
高齢化が進む日本で培った温度や湿度などを一括管理するシステムは全世代対応型に進化させ、さらに中国式にカスタマイズして差別化を図ることで、不動産不況のなかでも富裕層を中心に需要が増えてきているといいます。
パナソニック 中国・北東アジア社 中山正春副社長
「パナソニックの持つ空気・水・光の技術の融合と、日式空間価値というものの質、質の高さを求める消費者のニーズ、特に富裕層の方ですね。それに非常にマッチしたなと」
家電販売店担当者
「圧縮機や電機など全世界で有名だ。きょう展示されている製品も良いものだと思う」
「パナソニックの新技術は一般の国産(中国産)ブランドにはみられない。中国の国民により便利で低価格、そして健康を提供してほしい」
パナソニックは快適な住空間を提供するシステムへの投資・開発を続け、3年後にはこの分野で去年比6倍以上の販売を目指すとしています。
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