ウクライナで砲弾不足が深刻化するなか、バルト三国のエストニアがウクライナに供与する砲弾などを調達する方法を新たに発見したとエストニアメディアが報じました。
エストニアのペフクル国防相は先月、地元紙「ポスティメース」のインタビューで、「20億から30億ユーロ相当の砲弾やミサイルを購入できる国々を見つけた」と明らかにしました。
「ポスティメース」によりますと、金額から推定できる砲弾やミサイルの量は80万発から120万発に相当するということです。
ペフクル国防相は「チェコやイギリスなどが支援する分を合わせれば、ウクライナの砲弾の量がロシア軍が配備できる量に匹敵する」と指摘し、戦況に大きな影響を与える可能性があります。
砲弾の購入先は主にヨーロッパ以外の国々としていて、多くが砲弾の売却を知られたがっていないとしています。
ペフクル国防相は同盟国などに対し、砲弾を購入するための資金提供を求めていて、資金が集まれば2カ月ほどで砲弾などをウクライナに支援できるという見通しを示しています。
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