ロシアのプーチン大統領は、長年、国防相を務めてきたショイグ氏を交代させる人事を示しました。こうした中、ウクライナ北東部ハルキウ州ではロシア軍による攻勢が続いています。
通算5期目に入ったプーチン大統領は12日、政権の主要幹部の人事案を示しました。
この中で、2012年から国防相を務めたショイグ氏は交代となり、プーチン氏はショイグ氏を安全保障会議の書記に任命する大統領令に署名しました。
こうした中、ウクライナ北東部ハルキウ州ではロシア軍による攻勢が続いていて、ロシア国防省は12日、“新たに4つの集落を制圧した”と発表。ハルキウ州知事は“国境周辺から4000人以上が避難したこと”を明らかにしています。
一方、隣接するロシア西部ベルゴロド州では集合住宅の一部が崩壊し、ロシア国防省は「ウクライナ側による砲撃があり、それを迎撃したミサイルの破片が当たった」としています。この攻撃により少なくとも12人が死亡したということです。
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