ロシアのプーチン大統領は、国防相を務めてきたショイグ氏を交代させ、国の重要政策を協議する安全保障会議の書記に任命しました。
通算5期目に入ったプーチン大統領は12日、政権の主要幹部の人事案を示しました。
2012年から国防相を務めたショイグ氏は交代となり、プーチン氏はショイグ氏を安全保障会議の書記に任命する大統領令に署名しました。
これまで安全保障会議書記を務めていたプーチン氏の側近、パトルシェフ氏の次のポストは数日以内に示されるということです。
新たな国防相には、第1副首相を務めたベロウソフ氏をあてるとしています。
ベロウソフ氏は経済の担当が長く、ペスコフ大統領報道官は「プーチン大統領は国防省のトップに非軍人を就かせ、改革を進める必要があると考えた」と説明しています。
このほか、外相にはラブロフ氏が留任するなど、主要幹部の大半はこれまでのポストに留まっています。
人事案は上院との協議を経て最終決定となります。
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