ヨーロッパを訪問している中国の習近平国家主席はセルビアのブチッチ大統領と会談し、貿易などでさらに関係を強化していくとする共同声明に署名しました。

ヨーロッパを歴訪中の中国の習近平国家主席は7日からセルビアの首都・ベオグラードを訪れ、ブチッチ大統領と会談しました。

会談後の記者会見で、習主席はコソボの独立をめぐる問題を念頭にセルビアの立場を支持する姿勢を示したのに対し、ブチッチ大統領は「台湾は中国の一部だ」とする中国の立場を「断固支持する」としました。

また、会談では、貿易や人的交流の分野でさらに関係を強化していくことを盛り込んだ共同声明に署名しました。

その後、習主席は3番目の訪問国となるハンガリーに到着。ハンガリーもセルビアと同じく、中国が進める巨大経済圏構想「一帯一路」の参加国で、ここでも貿易の分野などでの連携強化が議題になるとみられます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。