在韓米軍に所属する30代の2等軍曹が2日、ロシアの極東ウラジオストクを旅行中に窃盗容疑で拘束された。AP通信などが6日報じた。今後、この米兵の身柄を巡り、米露両国の外交問題に発展する可能性もある。
報道によると、米兵は知人女性に会うためにロシアを訪れたとみられ、渡航について所属部隊には報告していなかった模様だ。
ロシア国内では、米国人が拘束される事案が増えており、米国務省は自国民に渡航を控えるよう求めている。昨年3月には米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのエバン・ゲルシコビッチ記者が拘束され、スパイ罪で起訴されている。【ワシントン松井聡】
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