米兵が窃盗容疑で拘束されたとされるロシア極東ウラジオストク=2023年8月26日、AP

 在韓米軍に所属する30代の2等軍曹が2日、ロシアの極東ウラジオストクを旅行中に窃盗容疑で拘束された。AP通信などが6日報じた。今後、この米兵の身柄を巡り、米露両国の外交問題に発展する可能性もある。

 報道によると、米兵は知人女性に会うためにロシアを訪れたとみられ、渡航について所属部隊には報告していなかった模様だ。

 ロシア国内では、米国人が拘束される事案が増えており、米国務省は自国民に渡航を控えるよう求めている。昨年3月には米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのエバン・ゲルシコビッチ記者が拘束され、スパイ罪で起訴されている。【ワシントン松井聡】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。