外務省はカリブ海の国、ハイチの治安状況が悪化したことなどから現地の日本大使館を一時閉館すると発表しました。

 外務省は10日、「ハイチの治安、人道状況が急速に不安定化している」として、現地時間4月9日から在ハイチ日本大使館を一時閉館すると発表しました。

 隣国のドミニカ共和国にある日本大使館内に臨時事務所を設置し、邦人保護などの業務にあたるということです。

 外務省は現在、ハイチ全土について危険情報を最も高いレベル4とし「退避勧告」を出しています。

 ハイチでは3月2日、刑務所が武装集団の襲撃を受けたほか、警察や空港、主要政府機関などが武装集団による襲撃を受け、治安情勢が悪化しています。

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