2022年4月、ロシア北西部プレセツクから発射された大陸間弾道ミサイル「サルマト」(ロスコスモス提供、AP=共同)

ロシア国防省は12日、核戦力を運用する戦略ロケット軍が南部アストラハン州の演習場で大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射試験を行い、成功したと発表した。発射時の映像も公開した。ウクライナ侵略を続けるロシアは核戦力を誇示し、ウクライナや同国を支援する欧米諸国を威圧する思惑だとみられる。

露国防省は発射試験について「将来有望なミサイルシステムのテストと、実戦配備済みのミサイルの安定性の確認」のために実施したと説明。「得られた結果は、ロシアの戦略的安全保障におけるミサイルの高い信頼性を裏付ける」とした。同省はミサイルの名称には言及しなかった。

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