先ほど発表されたアメリカの4月の雇用統計は景気の動向を敏感に反映する「非農業部門の就業者数」が前の月に比べて17万5000人増え、およそ24万人の増加を見込んでいた市場の予想を下回りました。

失業率は前の月から0.1ポイント悪化して3.9%でした。

市場ではアメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会がいつ利下げを開始するかが焦点になっていて、FRBは物価に影響する労働市場の動向を見極めながら慎重に利下げの開始時期を判断するものとみられます。

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