ブリンケン米国務長官とニュージーランドのピーターズ副首相兼外相は11日、共同宣言を発表し、ニュージーランドには米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」と協力する「強い理由」があると表明した。ニュージーランドはオーカスの第2の柱である先端技術の共同開発への連携に意欲を示している。
共同宣言はオーカスや日米豪印の協力枠組み「クアッド」などがインド太平洋地域の平和と安全に貢献しており「すべての関係者が適切とみなすとき、ニュージーランドが実質的に関与する強い理由がある」とした。
地域で覇権主義的行動を強める中国を念頭に「ここ数十年で最も困難な戦略的環境に置かれている」と指摘。地域の同志国との緊密な連携が必要だとの認識を示した。(共同)
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