欧州連合(EU)統計局は30日、ユーロ圏20カ国の2024年1~3月期の実質域内総生産(GDP、季節調整済み)暫定速報値が前期比0・3%増となったと発表した。0・1%減でマイナス成長だった前期(23年10~12月期、改定済み)から回復し3期ぶりにプラス成長に転じたが、高い金利が経済活動の重しとなり成長の勢いは鈍かった。
一方、同時に発表した20カ国の4月の消費者物価指数(速報値)は、前年同月と比べて2・4%上昇した。伸び率は前月と同じだった。
ユーロ圏経済の柱であるドイツとフランスのGDPはいずれも前期比0・2%増だった。(共同)
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