米CBSニュースは14日、トランプ次期大統領が駐日大使にジョージ・グラス氏の起用を検討していると報じた。グラス氏は投資銀行や不動産業の経営を手がけてきた実業家で、第1次トランプ政権では駐ポルトガル大使を務めた。
CBSは「検討状況を知る3人の関係者の話」として、グラス氏が指名される可能性があると報じた。トランプ氏からの正式な発表はない。指名された場合、連邦上院での承認も必要になる。
グラス氏は西部オレゴン州のオレゴン大学卒。銀行勤務を経て、1990年に投資銀行を設立した。不動産業にも進出し、2016年大統領選ではトランプ氏を支援。今回の大統領選でもトランプ陣営の資金調達などを担った。
トランプ氏は選挙で自身を支援した実業家を大使に起用するケースがあり、1期目にも実業家出身のビル・ハガティ氏を駐日大使に指名していた。【ワシントン秋山信一】
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