韓国の尹錫悦大統領は就任以来、初めて最大野党代表の李在明氏と会談しました。李代表は「国民のプライド」を持ち出し、大統領の対日政策をけん制しています。
最大野党「共に民主党」の李在明代表との会談に臨んだ尹錫悦大統領。
4月に行われた総選挙で与党が惨敗したのは尹大統領の独善的な姿勢が一因とも指摘されていて、対話姿勢への転換を国民に示す狙いもあったとみられます。
会談で李代表は、韓国が領有権を主張する島根県の竹島や福島第一原発の処理水放出問題に触れ、政権の対日外交をけん制しました。
「共に民主党」 李在明代表
「対日関係の問題で、国民のプライドが傷つかないように政府レベルで積極的に努力してほしい」
また、国民生活は困難な状態にあると指摘、支援金の給付を実施するよう求めています。
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