ロシアのペスコフ大統領報道官は8日、トランプ米次期大統領が、マクロン仏大統領やウクライナのゼレンスキー大統領との会談後にソーシャルメディアに投稿した内容について注意深く精査したとし、ロシアはウクライナを巡る交渉に前向きだと強調した。タス通信が報じた。
ペスコフ氏は「交渉を拒み続けているのはウクライナだ」と主張。和平に向かうには、ゼレンスキー氏が、2022年3月にトルコ・イスタンブールでの交渉で示された停戦合意案に基づき「『現地の現実』を考慮した対話について指示するだけで十分だ」と、ロシア側の従来の主張を繰り返した。【モスクワ山衛守剛】
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