日本被団協へのノーベル平和賞授賞式が行われるノルウェーのオスロでは、広島の被爆樹木の種から成長した苗木が、大切に育てられています。
ノルウェーのオスロ大学植物園では、広島で被爆したエノキやイチョウの種から成長した苗木が温室で育てられています。
被爆樹木の種は、2017年にノーベル平和賞を授賞したICAN=「核兵器廃絶国際キャンペーン」の授賞式に合わせて、植物園に贈られました。
オスロ大学 植物園樹木医 アンドレス・ロボルドさん
「被爆樹木の種は普通の種と違い、破壊を受けたという衝撃的な歴史と希望があります」
被爆樹木の種から育った苗木は、核兵器廃絶に向けた機運を高める象徴として、今後、オスロで長く根付くことが期待されています。
10日に行われるノーベル平和賞授賞式の前日に、被爆者らは植物園を訪れる予定です。
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