中国外務省は12日、ドイツのショルツ首相が14日から3日間の日程で中国を訪問し、習近平国家主席と会談すると発表しました。
中国外務省 毛寧報道官
「中国は終始、ドイツを重要なパートナーとみていて、ヨーロッパや世界で重要な役割を果たすことを支持する」
中国外務省によりますと、ショルツ首相は14日から16日にかけて中国を訪問し、習近平国家主席のほか、李強首相とも会談するということです。
両国の関係や共通の関心事である問題について意見を交わす予定で、外務省の報道官は「今回の訪問をきっかけに理解と信頼を増進し実務的協力を深め、両国関係の一層の発展を望む」などと述べました。
今年は習氏のフランス訪問も検討されていて、中国としてはヨーロッパと関係を強めることで欧米諸国の対中包囲網にくさびを打ちたい狙いがあるものとみられます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。