中国を訪問している舛添要一元東京都知事が中国共産党最高幹部の丁薛祥副首相と会談しました。丁副首相は「中国は開放的で、覇権を求めない」と強調したということです。

 国際会議に出席するため中国を訪れている舛添元東京都知事は2日、北京の人民大会堂で他の出席者らとともに丁副首相と会談しました。

 舛添元東京都知事によりますと、丁副首相は中国がビザ免除政策などで「開放を進めている」と主張したうえで、アメリカなどを念頭に「保護主義に反対する」と釘を刺しました。

 また、グローバルサウスと呼ばれる国々を支援していくが、「覇権を求めない」と強調したということです。

 会談には当初、習近平国家主席が出席する予定でしたが、他の予定が入り、丁副首相に変更されたということです。

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