軍事政権下の西アフリカ・ギニア南部ヌゼレコレのスタジアムで1日、サッカーの試合の判定に抗議した観客が暴徒化し、折り重なって倒れるなどして56人が死亡した。ロイター通信などが2日報じた。治安部隊が催涙弾で鎮圧を図った後も混乱が収まらず、被害が拡大した可能性がある。
会場では軍政のドゥンブヤ暫定大統領をたたえる大会が開催され、地元チーム同士が試合をしていた。一部の観客が石を投げたことが発端とみられる。軍政は経緯を調査すると表明した。(共同)
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